しまずあいみのぽんこつ日誌

~アラフォーになったのでタイトル変えました~

「子どもを持たない」ことを悩んでいる・罪悪感を感じている方へ

ご無沙汰しております、フランスから本帰国しました。思えばもう3年前にOLじゃなくなっているのでブログ名を変更したいのですが、なんと名乗っていいか… 何にしても今より悪くなることは無いんですが、もう何を名乗っても恥ずかしい自意識にかられております…

読書感想『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』

作家・アルテイシアさんの著書『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』の読後感想を書きたいと思う。 www.amazon.co.jp 修羅場なのに笑える不思議 恋愛で自分を責めてしまう人に 親子関係に悩む人に 「そのまま」を受け入れ合う幸せ 生きやすくなるた…

仏(ほとけ)男子のススメ。

世のなか、誰と一緒になっても幸せになれる人は居る。 一方で、こだわりやクセが強く、パートナーを選びに選ぶ必要がある人(=わたし)も居る。 こだわりが強い、パートナーの言動が気になりやすい、傷つきやすく繊細。「重い女」「面倒な女」と、自分でも…

妊婦日記 in パリ(その2:外出制限と白髪)

外出自粛して3ヶ月。もう、白髪まみれである。 一見して「白髪すごいね!」というわけではないのだが、髪の表面を一枚剥ぐと、白髪がわんさか見える。 なかでも喫緊の課題は、もみあげだ。 30歳の誕生日の翌日に、「三十路おめ〜」と突然現れたもみあげの白…

妊婦日記 in パリ(その1:健診と買い物事情)

フランスに移住して早5ヶ月。そのうち、つわり+外出制限で引きこもること、早3ヶ月。 語学学校も休校、近所の方に雇っていただいたシッターのアルバイトも当面休みになった。 そんなわけで、大食いyoutuberの動画で日本食への執着を紛らわし、SNSで寂しさを…

「何があれば産めるの?」から妊娠に至るまで

突然なのだけど、この数ヶ月、ひっそりと妊婦生活を送っている。 昨年2月に結婚した夫が、昨年6月から3年間の期限付きでフランス赴任になった。海外で暮らせる機会もそうないので、思い切ってわたしも会社を辞め、昨年11月にフランスに移住。その後、今年1月…

「ロックダウンになる前に、やっときゃよかったこと」リスト

いたずらに不安を煽るつもりはまったくないのですが、日本(首都圏?)が、このまま状況が悪化したら「ロックダウン」(対象エリアの住民の活動の制限)になるんじゃないか説をSNSなどで見かけました。 そこで、今わたしが住んでいるフランスが、生活必需品…

日記(8月26日~9月1日週)。

5年と4か月もブログをやっているのに、書いた記事はその間「37記事」。もはや「細く長く」を通り越して、消えそうで咲きそうなホントに咲かない蕾のままであるこのブログですが、書いたものを読んでいただくことは好きなのです。 なので、リハビリがてらこれ…

浜崎あゆみ『M 愛すべき人がいて』の読後感想  あゆの「はじまり」と「永遠」。

巷で話題になってんだか、なってないんだかわからない『M 愛すべき人がいて』を読んだ。 amzn.to この本には、あゆがスターダムに駆け上がるまでのデビュー秘話と、そのきっかけをもたらした、松浦専務(当時)との大恋愛と喪失が描かれている。 この数年は…

会社説明会にて思うこと

自分は就活を2年やったのだけど、特に1年目は苦労した。今は数ヶ月後ろ倒しになっているようだけれど、自分が就活していた頃は4月中下旬には周りに内定が出ていたので、この時期割とひとりしんどかった記憶がある。 そのせいか特に悩ましい表情の女子就活生…

「途中で止める」勇気

実家を出て10年以上テレビがない生活を送ってしまったせいで、情報取得はすべてインターネッツ・娯楽もインターネッツ・休日の人との会話はtwitterという、情報感度が異様に高いOLになってしまった。 年に2,3回しかテレビを観ないせいで(しかもひとの家に寄…

冷やし中華に思う。

広告業の仕業だと思うけど、世間では何かにつけ「ひと夏の云々」「夏の思い出云々」とか謳われている気がする。 個人的には「夏」というのは、20代前半までは常に「楽しまなくてはいけない」というプレッシャーを感じるシーズンであった。 思春期にギャルや…

女と「仕事論 」異論反論オブジェクション

数年前に美容室で読んだ、あるアラサー向け女性ファッション誌の一番後ろに「新卒入社時に優秀なのは女性ばかりなのに、途中で成長が止まり、失速する」という主旨のコラムが載っていたことを、昼間会社の給湯室で焼きそばの湯切りをしていてふと思い出した…

どうにもならないものをどうにかしようとする女たち〜占い依存な女たち〜

アラサーと一括りにするのは畏れ多いのだけど、都心のアラサー女子の占い受診率(課金型)ってどのくらいなんだろうか。わたしの周りで聞くと、一度きりの経験を含めると約半数以上は経験があるのではという所感。 男性が社会人になったら初任給握りしめて風…

愛を残す生き方

会社の昼休み、小林麻央さんの訃報を知った。 「幼いお子さんを残して、辛いだろうなぁ・・・」「このような若すぎる死は、防げないのだろうか」と、様々な思いが頭をよぎりにわかに感傷的になった。 なんとなく卑しいのではないかと自分でも思うのだけれど…

少し膝曲げたくらいで、空飛びたがるわたしたち~大人の夢の叶え方~

先日、ふとはぁちゅうさんのブログを読んでたらこんな記事に出会った。 「なんでみんな、すぐに悲劇のヒロインぶりたがるのかな」 lineblog.me 最近noteを始めたっぽい人のつぶやきを たまたまこの間、見かけたんですけど、 「やっぱ私にはnoteで稼ぐのとか…

ベッキーについて妄想あれこれ~彼にイイコぶっちゃう問題~

先月の『週刊文春』に、ベッキーから届いたという手紙が掲載されていた。 事実の詮索や是非は置いておいて、わたしがこの騒動の当初からずっと感じていたこと・・・「ベッキーにとって、今回の相手の男は心の穴だったんだろうな・・・」ということである。 …

「小さなOK」を出し合って、人は生きてる。

友人に勧められて、遅ればせながら漫画『サプリ』を読んだ。 ぅぅぅっ・・・っこれはビジネス経典である(目頭熱)・・・。 話のあらすじを言っちゃうと ①深夜残業当たり前・休日出勤ご褒美です状態の広告代理店勤務の27歳女性が、仕事が激忙しくて学生時代…

「好き」と「大切」がわかる人。

以前、なじみの整体師の方と「パートナー」についての話になった。 「人間て、“自分ひとりの力で生きてる”と思ってる人間か、“周りに生かされている”と思ってる人間か、大きく分けてそのふたつなんですよ。“周りに生かされている”と本気で思っている人は浮気…

「何があれば、産めるの?」

「子どもが欲しいかわからないというキミに、これ以上時間を費やせない」 そう言って、付き合っていた彼に昨日フラれた。 わたしは、これまでの人生で、「子どもが欲しい」と思えたことがない。 友人や知人に、子どもを持ちたいかを尋ねると、「欲しい!」も…

【感想】愛する技術は女の業を助く。『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる。』

今回は先日発売された川崎貴子さんの『愛は技術』を読んだ感想をしたためたいと思う。 amzn.to 川崎さんと言えば、ブログ「酒と泪と女と女」が大人気。 女性に特化した人材紹介業の経営者であり、仕事恋愛結婚、悩める女性たちを1万人以上フォローしてこられ…

アラサーOL徒然日誌

早朝に目をさまし、二度寝したら仕事でやらかす夢をみた。よくない夢のせいで、低血圧の身体がいっそう重い。ふらふらと起きて、代謝を上げるために白湯を飲むべく、机上のティファールをにらみつけ、携帯で時間を確かめる。毎朝まいあさ、湯も沸かせない時…

「快」に生きる。

友人の小野美由紀ちゃん@MiUKi_None(https://twitter.com/MiUKi_None)が、この度処女作となるエッセイ集を出版した。 傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった (幻冬舎文庫) 作者: 小野美由紀 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2…

「自分がより自分らしく居れる」という愛

こんなことあまり大っぴらに言うことじゃないが、わたしは結婚式が苦手である。長時間の着席に凝り性末期の身体が耐えられない。さらに自意識過剰なゆえにその演出にこちらまでとても恥ずかしくなってしまうのだ。家族で観る恋愛ドラマみたいなものである。 …

紅葉、あと何度。

週末、京都に紅葉を観に行った。 行く先々紅葉はとうにピークを過ぎていて、かろうじて残る葉を愛でる程度だったが、良い旅だった。 京都に行くと、両親の学生時代に思いを馳せてしまう。 それがわたしが唯一知っている二人についての話だからだ。 僅かに残…

「幸せの要件定義」

最近お悩み相談的なやり取りさせて頂くことがあるのだが、みんなとても頭の回転が早く、美しい人ばかりだ。 言葉選びや気遣いから垣間見える、その思慮深さを目の当たりにするにつけ、今までの人生、たくさんのことを考えてきたんだなぁ… というよりも、考え…

自分を「許す」ための「憎む」強さ

最近「大人になる」ってことをよく考えるのだけど、世の中で使われる「大人」ってイコール「他人を許せる人」って文脈が多いなぁと思う。 ひどい親も、支配しようとする異性も、自分が「大人」になって許しましょうと。許す対象はいつも「他者」だ。だけどわ…

母の狂気

唐突だけど、わたしの小中学生の頃のコンプレックスは 1.長女である 2.くせ毛 3.母親が変(ヘン) ということだった。 今となっては自他ともに認める「病的なシスコン」の私だが、片田舎で過ごす小中学校時代は兄や姉が欲しくて仕方がなかった。 というのも…

「愛されていない自分」の正体は自分の被害者意識

要らぬ焼きもちを焼いたり、不安から相手を不要に疑ってしまったり、「軽んじられてるんじゃないか」とイライラしたり、人間関係のいざこざは自分自身の被害者意識から起こることがある。 「愛されてない」「必要とされていない。」 「大切にされていない。…

女が泣く理由

彼女は、悲しいときでもハッピーになる方法を知っていたの。 それって大切じゃない?She was a girl who knew how to be happy even when she was sad.And that’s important—you know えぇこと言うなぁ…マリリン。 唐突ですがよく「男は女の涙がキライ、面倒…