しまずあいみのぽんこつ日誌

~アラフォーになったのでタイトル変えました~

女が泣く理由

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 彼女は、悲しいときでもハッピーになる方法を知っていたの。

それって大切じゃない?
She was a girl who knew how to be happy even when she was sad.
And that’s important—you know

 

えぇこと言うなぁ…マリリン。

唐突ですがよく「男は女の涙がキライ、面倒」と言われるけど、それは何故なのだろうか。

わたしはその理由のひとつとして、男性は女性が泣くと「泣かしてる俺は悪者」に感じて自分を責め、その罪悪感がお手上げ感・面倒くささに繋がるんじゃないかと思っている。

「いつも泣かしてる=この女を俺は幸せに出来ない=この女では俺が幸せになれない」と。

これって、泣いてる本人からしたら「え?あなただから泣けるんです」って思うかもしれないのだけど、泣いた本人よりも泣かれた相手の方が後に残るダメージが大きく、そのダメージは消化されないまま刷り込まれていく。

実際に泣いてる時間の長さや頻度は関係なく、相手が「いつも泣かせてる」と感じればもうそれは確定事項となる。「泣く」を「怒る」「笑う」にしても同じことが言える。

ひとが、近しいひとを嫌だと感じる時は、だいたい相手を「面倒」もしくは「卑怯だ」と感じ始めた時。そしてひとが一度感じはじめたものを、他人はそう簡単には払拭出来なない。

だからわたしは声を大にして言いたい。  「いいから、一瞬でも多く笑っとけ」と。

「接客じゃあるまいし、いつも女がニコニコしてなきゃいけないの?」と言いたくなる気持ちもよぉくわかるが、逆に言うと女の人の笑顔の力をみくびっちゃぁいけません。

それでも泣いた泣かれたの話が絶えない世の中。その理由はこの二点なのではないかと思う。

①相手に泣いて訴えようとしている、満たされない欲や解決出来ない課題がある

 ②涙を流すことでリラックスホルモンのセロトニンを出したいから

そもそも泣いてる女子は、彼の言葉尻を捉えたり、態度を非難して、場当たり的・衝動的に泣いてるようでいて、その根元的な理由・目的って大体いつも一緒なのではないかと思う。

「安心したい」とか「早く結婚して欲しい」とか「自分の優先度が低い」とか「元カノが気になる」とか、不安・焦り・劣等感など、なにかひとつ特定の満たされない思いが根っこにあって、そこから派生してるだけではないだろうか。

だから本人が「どうしてわたしはいつも同じことを…」とか、彼が「コイツまた泣いたよ」とか思うんですけど、それはその根本の課題や思いが満たされてないというそもそもの根っこが解決されてないから。

その解決にはお互いの認識を言葉でをすり合わせることが必要なのだけど、そんな感情発散モードの時に要件すり合わせなんてほとんどの人は出来ない。出来るなら最初から悩んでない。だけど、言葉による認識すり合わせは大事だから心が安定している時にやるべきだと思う。

 そして感情発散モードの時は「理性的に、認識をすり合わせる」ことは無理でも、「この突発的に流してる涙は目的に対し効力がない。むしろマイナス。」と自覚することは大事だと思う。

そう自覚するとなんかもうバカバカしくなって、「泣いてるのもったいねーや」って思えて来ないだろうか。女の人は現実的だから。

目的達成するどころか、予期せぬタイミングで振られたりなんかしたら、泣くに泣けないじゃないか。

ちなみに友だちは「そういう時は日高屋のカウンターでひとりで餃子とビールでちびちびやりながら美容家・神崎恵の本を読んで心を落ち着ける」って言ってた。すげぇアンビバレンス。でもすごい努力。

泣いた後スッキリした経験のある人もいると思うけれど、涙を流すと頭頂部のツボが開きセロトニンが分泌されるので、涙を流すことにはリラックス効果があるらしい。特に疲れたり、緊張状態の後に涙が出やすいのは、脳が「やべぇ、セロトニン出さなきゃ」と思うから。

特に、疲れてたりすると、誰かと会話してても言わなくてもいいこと言ったり、無駄に感情的になりがち。セロトニン欠乏状態でコミュニケーションしてもいいこと何もないので、彼とのデート前には泣ける映画や動画でも観て涙を流してスッキリしておくことをオススメって書いても誰もやらないと思うけれど、忙しい時こそ涙を流してガス抜きするのは健康にいいみたいだよ!

結局他人と付き合いを続けることって【自分自身との付き合い方を知り、身につけること】なんだと改めて思う。その付き合い方を覚えることが、相手と自分を幸せにすることなんだなぁと。

マリリンを見習って、自分をごきげんにする方法を、スマホのメモ帳にでも書いておこう。