『TABI LABO』を見てたらこんな記事を見つけた。
『どうすれば、浮気をしない誠実な人を見分けられるのか・・・
世界で共通している「愛」のコト。』
浮気心は世界共通?!浮気をしない人の「7つの特徴」 #最後がスゴイ | TABI LABO
----------------------------
(以下文中より転載)
浮気。それは、信じているはずのパートナーへの大きな嘘である。
「あなただけを愛している」と言いながら、実際には他の人にも同じことを言っているのだ。
浮気をされると、もう二度とその人を信頼出来なくなり、場合によっては男性不信・女性不信に陥ることもある。
ここ最近海外サイトで話題になっているのが、浮気をしない人の特徴。
「浮気をしない人と付き合いたい」という万国共通の願いを叶える為に、
海外サイトを参考にまとめたこの記事が少しでも参考になるかもしれない。
----------------------------
この記事の最後に、例によって頼まれもしないのに、わたしの思う「浮気をしない人の7つの特徴」を書いてるんですが、その前に「浮気」の議論について、わたしは下記のことを問いたい。
わざわざわたしが書くまでもないことだと思うけど、「愛」の有無と「浮気」の有無は別である。
特定のパートナーが居て、その人に愛情もなくさらに浮気をくり返すやつは「論外」なので(この記事上では)大気圏に捨ててくるとして、愛妻家、旦那を愛している人が浮気しているなんてことはよくあることで、本人たちも「妻(旦那)を愛している」と言っていて、それは傍目から見てもウソじゃないんだろうな、と思う(それを、「とか言いつつ本当には愛してないよね」みたいに周りが言うのは超絶野暮だと思っている)。
浮気してなくても愛してない場合もあるし、浮気していて、かつ愛してない場合もある。
じゃあ何故浮気をするのか。「愛情と性欲の区別がつかないから」である。
だから、よく浮気されたらどうしますか?という質問があるけれど「私のパートナーは、現時点では愛情と性欲の区別もつかないお猿さんなんだ」と諦めるほか無い、が現時点でのわたしの回答である。
愛してる人のすごく悲しい顔より目の前の性欲を優先するとはわたしにとってはそういうことである。
また一方で人はよく「あなたを愛しているから、裏切ってほしくない」と言う。
でも「嫉妬」の無い「恋愛感情」は稀だけど、「嫉妬」の源泉は「恋愛感情」ではないのではないか。ましてや愛情でもない。
※その意味で「恋」と「愛」は別物だと考えていて、でもそれについて書くには力量勉強不足だし、読んでて面倒だと思うので割愛しますので、二村さんのコラムを。
「愛」と「恋」とは正反対! 恋愛のカリスマ・二村ヒトシさんに聞く、理想の男性と決別して幸せになる方法|ウートピ
嫉妬や独占欲それ自体は「悪」ではないし「正」でもない。でもそれらを刺激されたら、悲しい、傷つく、怒りやネガティヴな感情が湧いてくる。
「なんで浮気するの?!」って正論を主張するかのように責めてしまうんだけど、それは「自分が嫌なことをされた怒り、失望」の上に立って相手を責めているのだ。
そうやって、わたしたちは、感情と正義をしばしばすり替えがちである。
自分に相手を責める権利があるように思って責めている間は、相手が何かしらの罪悪感を感じることを期待してしまう。
そうやってるうちは、相手の中にまだ居場所があるような気がして、相手を責めることで、首の皮一枚で繋がろうとしている。
浮気する人はするし、される人は大概が、最初から「浮気する人」を選んでいる。
もしくは惚れた弱みや気の弱さや怠惰で、「浮気されてしまう状況」っていうのを自分で作り出しちゃってる。
---------------
ぐちゃぐちゃ小うるさいことは置いておいて「もう、バカ猿は無理っす」という人には、この記事に出てきた「浮気をしない人の7つの特徴」は考えるヒントにはなるかもしれない。
※「⇒」部分はわたしのツッコミです。
本文を読みたい方は前述のリンクへどうぞ。
浮気心は世界共通?!浮気をしない人の「7つの特徴」 #最後がスゴイ | TABI LABO
1.気分転換の方法を知っている
「浮気しない人は、自分の感情をコントロールできる。」
⇒これは脳内麻薬であるドーパミンの出し方を知っていると解釈すると、理解しやすい(余計できねぇよ)。
サーファーや釣り人、ワーカーホリックは、その対象が「自然」や「魚」「仕事」で、ドーパミンを異性に求めないので平和っていうか市民権を得ている。
これが「女」や「セックス」の場合、言わんをやである。
2.人に敬意を払う、相手を尊敬する
「敬意をもって人と接することが出来る人は、浮気をしてパートナーを傷つけたりしない。」
⇒確かに彼氏彼女ナメてる人は浮気してるのよく見かけるけど、「敬意がある人は浮気しない」とは限らない。
大概の人が尊敬ってパーツでするもので、逆に全面的に人を尊敬したらそれは「宗教」だけど、その域までいったら信者は浮気しないよね。
一方で教祖である相手が信者をナメたりうっとうしくなって浮気するパターン多し。
3.人の価値を理解している
「今まで何人の人と寝たか」誠実な人はそんなことで人の価値が決まらないことを知っている。
⇒異性関係や異性経験にコンプレックスがある人や欲求が高くないのは「浮気しない人」のベースだと思う。
コンプレックスがあったら必ずそうなるわけじゃないのは大前提として、ヤリチンや浮気性って、大概がコンプレックスの追求だと思う。
好奇心旺盛や病的でない性欲旺盛型は徐々に衰えるけど、病的なものは難しいよね。
4.長期的な視座で、理性を大事にしている
浮気をしない人は、自分の人生で何が大事なのかを理解している。
⇒7つの特徴のうち、2番目に同意。
短中長期の優先順位付けと長期の見立てを理性的に出来ることは浮気しない人の重要な要素だと思う。
浮気って言ったって、長くて3ヶ月も経てばドーパミンもエンドルフィンも徐々に出なくなり、ほぼ腐れ縁である。
そんな平常心に至った際に、面倒を感じないか。
結局複数人を相手に出来る人は少数派であり、それなら「最初から手を出さない方が合理的」「早期撤退」と考えるのは合理的だと思う。
5.相手を自分のことのように思いやる
パートナーを自分のことのように大事に思い、相手が笑顔でいるように努める人は、当たり前のようだが浮気をしない。
⇒前述の「愛と性欲の区別がつかないお猿さん」理論ですな(なんかもう猿に失礼)。
6.傷ついたことがあるからこそ、優しくなれる
⇒5に同じく、想像力と良心の問題。
7.別れる勇気を持っている
浮気をしない人は、気の合わないパートナーとは潔く別れる。残酷なようだが、その方がかえって相手を傷つけないこともあるのだ
⇒7つの特徴のうち、これに1番同意。(「気の合わない」っておぃ・・・)
元カレ元カノとずるずる関係を持ったり、新しい人が出来ても旧恋人と関係を終わらせられない、もしくは複数の選択肢から一つを選べないのは(選ばないのではなく)、優柔不断と自己愛の強さ故に、清算と総括が出来ないからである。
実際優しい人が多いんですけどね~・・・優柔手段だと自分から人を切れないし(ましてやお互い好意を持ってるし)。
自分がそうだから思うのだけど、自己愛強いと自分の感情を宝石の様に扱うから、恋愛に限らず、ただの一時的な感情を、とても大事なものとして扱っちゃう。「ロマンチスト」の中身はしばしばそれじゃないかと思っている。
ただの偶然と己の優柔不断さから一時的に生まれた感情や欲情を「もっと早く出会いたかった・・・。」とか「言うても人生の大事な人だから情が・・・。」みたいな一世一代のものにしちゃう。
周りからしたら「あーハイハイ・・・」って。おめでたいと言うかウザいというかどっちもなんだけど・・・。
上記を踏まえてわたしなりに考えた「浮気しない人の7つの特徴」は
1.脳内麻薬を認識し、そのコントロール方法を知っている。
2.想像力があり、かつ自己中心度合いが高くない。
3.異性関係にコンプレックスや病的な欲求がない(過去にあったとしても、そこそこ昇華されている)。
4.優先順位付けと長期の見立てが理性的に出来る。
6.優柔不断で【無い】。
7.自己愛が強すぎない。
でした。
人間関係を築いていくというのは、自分自身の問題(愛する技術とか、何を求めてるかとか)がほとんどである。
幸せになる原理原則があるとすれば、自分を変え、それでもダメなら相手を替える(相手を「変える」じゃないよ)。
後者の「相手をリスクヘッジ」するという観点では、このまた記事は有効かもしれない。